食品トレイ及び発砲スチロール2

リサイクル処理フロー:食品トレイ及び発泡スチロール(主に色つきのもの)

廃棄物品目名 廃プラスチック
処理方法 溶融(固化)
特徴 色分け、異物除去(シール類除去)により、PSインゴットを生産することで、安心と安定した需要を確保しています。

食品トレイ及び発泡スチロール(主に色つきのもの)

プラスチックのマテリアルリサイクルについて

分ければ資源

ゴミを減らすことが最も大事ですが、発生してしまった多種多様な廃棄物も、分別すれば資源となります。
マテリアル(素材)リサイクルの代表的な物で、金属スクラップや故紙などは古くから資源化されてきました。資源循環の仕組みが発達した現代においては、さらに多種多様な品目が有価物として扱われています。弊社においてはプラスチックもスクラップや故紙同様に、有価で買い取ることが可能です。プラスチック類だけでも数十種類の品目を扱っています。フーリエ変換赤外分光機器を導入しており、100種類近くのプラスチックを判別することが可能です。種類が確定できれば、買取金額を提示することができます。ただし、プラスチックは複合的な材料が非常に多く、すでに混ざりものがあるプラスチックはマテリアルリサイクルが難しくなります。(ガラス繊維が混入したFRP、難燃剤が入っているもの、熱硬化性のもの等)

主要なプラスチック

名称 リサイクル方法 原料から作られる主な商品
ポリエチレン(PE) マテリアル、サーマル 食品容器、包装用フィルム(包材)、買い物袋、ポリタンク、通箱
ポリプロピレン(PP) マテリアル、サーマル 薬品容器、結束バンド、通箱
ポリスチレン(PS) マテリアル、サーマル 家電製品(TV等の筐体)、食品用トレイ、発泡スチロール、DVDケース
ポリエチレンテレフタレート(PET) マテリアル、サーマル PETボトル(清涼飲料、酒類の容器)、フィルム、衣料用繊維
ポリカーボネート(PC) マテリアル、サーマル AV機器・携帯電話・コピー機等の筐体
アクリルブタジエンスチレン(ABS) マテリアル、サーマル 自動車部品、家具、テレビ筐体
ナイロン マテリアル、サーマル 合成繊維
アクリル マテリアル、サーマル レンズ
塩化ビニール マテリアル 配管、透明パッケージ
ポリウレタン リサイクルに不向き 自動車のシート、クッション材、断熱パネル、防水材

プラスチックのマテリアルリサイクルをする為の注意点

量の問題

スクラップや故紙の場合と違い、プラスチックは前述のように種類が豊富です。弊社から出荷する際も圧縮減容やフレーク化の処理を行うのですが、一種類のプラスチックのみを、ラインに乗せて加工することとなります。出荷には一種類について最低300kg程度(1フレコン程度)の量が必要となり、量が少ない場合は、他の物と合わせる必要があるので在庫となります。よって残念ながらあまり少量の受入には対応致しかねます。

収集運搬の問題

取りに伺う場合は、収集運搬費との相殺となるため、全てが有償になるとは限りません。100kgのプラスチックに10円/kgの値段が付いたとしても、1,000円にしかなりません。回収ルートに乗せることができれば別ですが、これでは収集運搬費が賄いきれず、収集運搬費が別途発生することとなります。

コンプライアンスの問題

持ち込まれたプラスチックが有償であれば、廃棄物ではなく、廃棄物処理法による縛りは非常に小さくなります。但し、容器や異物の混入が少なからずあり、二次的な廃棄物が発生するのも事実です。弊社では産業廃棄物中間処理工場の併設であることから、二次的な廃棄物は弊社が排出事業者となり、全て適正処理します。また、一般的に曖昧になっているのですが、有償売却額以上に収集運搬費が発生するものについては、産業廃棄物として扱わなければ廃棄物処理法違反となりますのでご注意ください。